2018年 12月 11日更新
冷え込みが、だんだんと強まっていく季節ですね。防寒対策をしっかりして毎日出かけています。
さて、この時期、一番怖いのがインフルエンザ。
そのインフルエンザ予防に対して、「紅茶」が高い効果があることご存知でしたか?
バイオメディカル研究所、獣医師・医学博士の中山幹男氏がおこなった実験によると、常用濃度の紅茶では、10秒でサンプルのインフルエンザウィルスの99.99%が無力化したとのこと。これは、塩素剤400ppmの効果に匹敵する強さ。すごいですね。
これは、紅茶に含まれる「テアフラビン」によって、インフルエンザウィルスが、人の細胞に付着して、感染する能力を奪うそうです。
この効果は、カフェインレスの紅茶でも効果が確認されているそうです。ですので、子供に飲ませても安心ですね。
一番効果が発揮されるのは、インフルエンザにかかった人からの感染を防ぐ時。
患者に、こまめに紅茶を飲ませることで、ウィルスを死滅させることで、周辺への感染を防ぐことができるそうです。
ポイントは、紅茶を、ティーバッグやリーフから抽出して、ストレートで飲むこと。
ペッドボトル入のお茶は、製造過程でテアフラビンが破壊されている場合もあるので、十分な効果が得られない場合があるとのこと。
また、ミルクを入れてしまうと、この働きはなくなるので注意が必要。逆にレモンを入れば場合は、抗ウィルス力が高まるそうです。
砂糖は入れても、ほとんど影響がないそうなので、子供に飲ませるときは、飲ませやすくなりそうです。
コーヒーはよく飲みますが、紅茶にこんな効果があるなんて知りませんでした。毎年のようにインフルエンザにかかっている著者。今年は、紅茶をこまめにとって、乗り切りたいと思いました。
参考文献
「紅茶の抗インフルエンザ活性に注目集まる “テアフラビン”で感染拡大を阻止」、食品産業新聞社ニュースWEB、2018年12月8日 、https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2018/12/2018-1206-1522-14.html?fbclid=IwAR2fSM-bzMnYcy5wnMrK-5C3bZUUdfWhBZJk-6UZlELREO8c1_gFvkPslfQ
「紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究について」、三井農林お茶科学研究所、https://www.mitsui-norin.co.jp/ochalabo/power/btp.html
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