2018年 05月 08日更新
毎年3月~5月は「黄砂」の飛来シーズンです。中国の黄土地帯から飛来する黄砂は、偏西風によって吹き上がり、微粒子のPM2.5となって日本へと飛来します。
黄砂の影響は幅広く、「目の痒み」や「喉のイガイガ」だけでなく、肌荒れの原因ともなります。最近ではニュースで報じられる機会も多く、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、黄砂の影響と対策方法をご紹介。”黄砂に負けない美肌”を目指し、効果的な対策を行いましょう。
中国黄土地帯に見られる黄砂は、およそ4ミクロンの微粒子です。
4ミクロンは砂の中でも非常に小さな微粒子で、スギ花粉の直径(30~40ミクロン)の約10分の1程度のサイズしかありません。そのため、僅かな風でたやすく舞い上がり、気流にのって日本へと飛来します。
黄砂には微細な「ダニ」や「カビ」などが付着しているため、日本に訪れた黄砂はわたしたちの肌や体内に刺激を与え、様々な悪影響を及ぼすのです。
黄砂による悪影響は、肌荒れや鼻炎、喘息など様々です。ダニやカビによるアレルギーが出る場合も多く、人によってはアトピー性皮膚炎を発症してしまいます。
また、肌に与えるダメージは特に大きく、目元や口元の痒みや痛みを感じている方も珍しくありません。
細かな粒子であるだけでなく、アレルギーの間接的原因でもある黄砂は、わたしたちを悩ませ続けるとても厄介な存在です。
私たちの体だけでなく、衣服・鞄・靴などに付着することで、室内の空気中にも漂っているので、対策をする場合は”徹底的に”講じましょう。
黄砂対策には洗顔が欠かせません。
ファンデや皮脂・汗などに付着した黄砂を落とす時は、クレンジングの前に石鹸を泡立て肌に乗せて放置します。しばらくすると泡に巻き込まれて黄砂が浮いてくるので、洗い流してから洗顔に入りましょう。目安としては15秒~30秒程度です。
乾燥した肌に黄砂が触れると、かゆみや赤みによる肌荒れが加速します。
肌の乾燥や肌荒れが気になる方は、保湿ケアをこまめに行い、うるおい状態をキープしましょう。ローションやクリームは皮膚の乾燥を寄せ付けず、肌のキメを整えるとても大切なアイテムです。
黄砂は洗濯ものにも、簡単に付着します。強風が吹きすさぶ春先は、屋外に干していた洗濯物が「いつの間にか黄砂だらけ!」なんてことも。
服を着替えたりタオルで拭いたりした時に、「痒い!」と感じたら要注意。もしかすると、黄砂の影響かもしれません。風が強い日などは室内干しにするようにしましょう。
空気清浄機は、スキンケアと並んでとても心強いアイテムです。
黄砂は粒子が小さく、肌や衣類に付着するため、洗顔や洗濯ではどうしても完全に防ぐことができません。
空気清浄機で室内に漂う黄砂を取り込めば、肌荒れ知らずの快適空間に大変身!黄砂対策の中でも特にオススメの方法ですよ。
黄砂も花粉と同様に、外出控えが有効です。黄砂や花粉は主に外出先で付着するため、肌荒れやアレルギーが気になる方は、できるだけ外出を控えましょう。
部屋の黄砂が気になる方は、空気清浄機やスキンケアを合わせることで、かなりの部分をガードできます。
とは言え…春先に閉じこもるのは少し勿体ない話です。外出時する時は、PM2.5などに対応した、細かな粒子も防げるマスクを着用しましょう。
今回は、黄砂の性質や対策をご紹介しました。
黄砂はそれ自体が肌荒れを引き起こす原因ですが、黄砂に付着したダニやカビも深刻な影響を及ぼします。また、人間は痒みを我慢するのが難しく、寝ている時に悪化させてしまうことも。「起きたら肌が荒れている…」は、とてもショックな出来事です。
このような点を考慮すると、やはり「スキンケア」や「洗顔」による黄砂対策がオススメ。乾燥や肌荒れを寄せ付けず、春らしい快適な日々を過ごしましょう。
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