2019年 7月 29日更新
全国的に、梅雨明けが始まってまいりました。
梅雨が明けるといよいよ夏本番。美肌への近道のためには、紫外線ケアも当然抜かりなく行う必要がありますね。
紫外線ケア剤によくみる、SPFとPAという数値、これはそれぞれ何を示しているのか、ご存知でしょうか?
SPF値は、サンバーン、すなわち炎症(日焼けというよりも、むしろやけどのような症状)を予防する数値、のことです。
一般的に、数値が高ければ高いほど防止効果が高くなります。
サンバーンは、紫外線の中でもUV-Bによって引き起こされます。よって、SPF値が大きいほど、UV-Bの影響を小さくする値と考えると良いでしょう。
一方、PA値は、UV-Aの防止効果を示す数値です。
UV-Aは、皮膚の真皮まで届いて、細胞のDNAを破壊しまいます。よって、長期間皮膚がさらされることで、シワやシミになることが懸念されます。
PA値も、大きければ大きいほど、防止効果があります。
紫外線の影響をうけたくなければ、SPA値もPA値も大きいほうがいいんだ!
と考えてしまうもの。
しかしながら、大きければよい、というわけでもないのです。
数値の大きい紫外線ケア剤は、皮膚への負担も大きいのです。紫外線ケア剤の使用による皮膚障害の情報も多数寄せられています。
日常生活や、野外での軽いレジャー活動なら、SPA30、PA++といった、中程度の紫外線ケアが最適ですし、お肌への負担も最小限で済みます。
シーンに合わせて、紫外線ケア剤を使い分けるのがおすすめです。
紫外線対策には、SPA値とPA値があること、そして、シーンにあわせて、最適な強さの紫外線ケア剤を使い分けることをお伝えしました。
夏は外出が多い時期となります。通常の紫外線ケア似合わせて、使用シーンにあった紫外線ケア剤を使いたいものですね。
参考文献 (参照 2019.7.11)
神奈川県衛生研究所「日焼け止めの使い方について」、2018年5月、http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/005_databox/0504_jouhou/0601_eiken_news/files/eiken_news186.htm(2019.07.29参照)
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