2018年 02月 05日投稿 2018年 04月 17日更新
ふと鏡を見たときに、「目元、口元がたるんできた。シワも増えた気がする…」と感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。
フェイスラインの”たるみ”はとても厄介な問題です。なぜなら顔のたるみは人の印象を年齢よりも上に見せてしまう効果があるからです。
若々しい印象を保つためにも、顔(肌)の”たるみ”のメカニズムを理解し、効果的な対策法を覚えておきましょう!
肌がたるんでしまう根本的な原因は、「繊維質の不足・衰え」と「表情筋の低下」にあると言われています。どちらも、肌のたるみを知る上で欠かせない要素なので、順番にチェックして行きましょう。
わたしたちの肌は、角質層などが位置する「表皮」の奥に、コラーゲンやエラスチンといった繊維質で作られた「真皮層」が存在します。
通常、繊維質のコラーゲンやエラスチンがお互いを支え合い、肌のハリをキープしているのですが、これらが年齢による衰えや外部刺激により減少・衰えてしまうと下記のような現象が起こってしまいます。
初期段階であればあまり目立たないですが、何もケアをせず放置するとあっという間に深刻化してしまいます。これが、肌の”たるみ”の正体です。
「表情筋」とは文字通り、顔の表面に張り巡らされた「表情」を司る筋肉。わたしたちが笑ったり泣いたりしたときに、無意識のうちにその心に対応した表情を作る働きをしています。
ところがこの表情筋。若いころは”ピン”と張って引き締まっていますが、加齢や生活習慣の乱れから、「緩み」が出来てしまうのです。この「緩み」も美容の大敵。ほうれい線をはじめとした「年齢たるみ」を引き起こしてしまうのです。
一度出来てしまうと厄介な「たるみ」ですが、実はたくさんのケア方法が知られています。多少面倒に感じてしまうものもありますが、たるみがあると「年齢+10歳」は老けて見られてしまいますので、日頃からケアを行うようにしましょう。
たるみのメカニズムは、簡単に言ってしまえば”肌からハリが失われてしまうこと”です。
ハリをキープするために大切なエラスチンは、年齢を重ねることでどうしても乱れてしまいますので、たるみ対策ではまず「スキンケア」が大切です。
特に”肌のハリ”を意識したスキンケアが重要で、ただ保湿しているだけでは不十分ですので注意しましょう。
たるみはいわば「年齢肌」です。肌の緩みに負けない、ハリとうるおいに満ちたスキンケアで若々しい肌をキープしましょう。
フェイスエクササイズで表情筋にアプローチする手法も、たるみ予防に取り入れるべき対策です。
わたしたちは普段の生活で30%程度の表情筋しか使っていないとも言われています。
加齢により自然と衰えを感じてしまうものではありますが、しっかりと鍛えた表情筋はそうでない同年代の人のものよりずっと引き締まって見えます。日々の努力で、表情筋の衰えを予防しましょう。
美顔ローラーやバスタイムのマッサージはもちろん、普段から表情を意識したリフトアップも有効です。
また、表情豊かなライフスタイルを心がけている方は、そうでない方と比べて日々のストレスを感じにくいというメリットも!ちょっとした工夫に見えますが、「たるみ」予防を行うと同時に、毎日をより充実したものへと導いてくれますよ。
たるみに負けない肌を手にするためには、食事による体の内側からのアプローチも重要です。
美容成分と言えばビタミンAやビタミンCが有名ですが、たるみ対策としては年齢に負けない「肌のハリ」や「ホルモンバランス」が重要になってきます。
肌作りに欠かせない「タンパク質」、お肌のハリを保つ「コラーゲン」や女性ホルモンのバランスを整える大豆「イソフラボン」を意識的に摂取するようにしましょう。
コラーゲン | 鳥の手羽先、牛肉の筋、軟骨など |
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大豆イソフラボン | 豆腐、豆乳、大豆など |
タンパク質 | 肉、魚、乳製品など |
顔のたるみは否応なしに年齢を感じさせられてしまい、なかなか直視したくない部分です。ところが肌のハリや引き締めは、日々のちょっとした工夫やスキンケアで随分と違ってくる部分でもあります。
加齢やストレスに押しつぶされてしまう前に、肌のハリと弾力を重視したスキンケアや、たるみに負けないライフスタイルを取り入れてみることをオススメします。
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