2018年 11月 8日更新
前回の美肌への近道では、「くすみ」について特集しました。くすみ感を目の周りに感じている方の多くが、その要因として「くま」の存在を上げています。目の下のくまは、どうしてできてしまうのでしょうか?
「くま」とは、
目の周り、すなわち上下のまぶたあるいはその一部が黒みがかっている状態
です。
目の皮膚は、身体の皮膚でも最も薄い場所。つまり、その薄い皮膚を通りして、真皮や皮下組織の状況が浮き彫りになりやすい場所でもあります。
また、目の皮膚は、汗腺がない、そして、皮脂腺もわずかにしかないため、顔の他の部分に比べて保湿機能が低く、皮膚のバリア機能も著しく低いことが知られています。
くまは、1)皮膚の血流に由来するもの、2)色素沈着によるもの が主として考えられます。
1)皮膚の血流に由来するもの
まぶたの下の血管、特に静脈系がなんらかの理由により、透けて見え、青紫色~青黒色になるような場合は、「皮膚の血流由来によるもの」と思われます。
このくまは、一過性のもので、疲労などによって、皮膚下の組織や筋肉のバランスがみだれて、血管が透過されることによっておきるものです。
2)色素沈着によるもの
目の周りの皮膚が、メラニン色素の沈着によって、黒ずんでいる場合は、「色素沈着によるもの」と考えることができます。
くまは、皮膚の下の血流が悪くなっている場合、色素沈着が起きてる場合となるので、これらの状況を改善するようなケアが重要です。
よく睡眠を取る(睡眠の質を高める)ことは、もちろん大事ですね。睡眠時間がうまく取れないような場合は、睡眠の質を高めることも検討しましょう。寝具があっているかどうか、睡眠時明るすぎないかどうかを確認してみましょう。睡眠を導入するラベンダー系のアロマを焚いてみるなどもよいかもしれませんね。
また、お風呂にはいって、血の流れをよくすることもよいですね。目もとをホットタオルで、あたためるなど、血の流れをよくして、目もとを優しくケアしましょう。
そして、色素沈着が起きているような場合は、肌のターンオーバーのリズムを整えるために、目もと用のスキンケア用品をつかうこともおすすめです。先程申し上げたように、目もとは皮膚の中でももっとも薄く、もっともデリケートな部分。通常のスキンケアよりも、目もとに特化したスキンケア用品を使うと、より効果的、と言えそうです。
できてしまっためもとのくま、とりあえずファンデーションで隠している、という方も多く聞きます。くまの原因を知って、適切なケアをすれば、ファンデーションで隠さなくても、済むようになるかもしれませんね。
ぜひ美肌への近道を進みましょう。
参考資料:
武田克之、原田昭太郎、安藤正典監修 「化粧品の有用性 評価技術の進歩と将来展望」 薬事日報社 2001
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