2017年 12月 6日
空気の乾燥が気になる季節は、「保湿ケア」が大切です。乾燥肌は色々な原因で悪化しますから、普段からポイントを抑えたスキンケアを心がけましょう。
今回はお肌の乾燥が気になる方を対象に、保湿ケアのポイントをご紹介しようと思います。
クレンジングにはクリームやオイルなど色々なものがありますよね。「どれも同じじゃないの…?」とお考えの方もいるかと思いますが、実は違います!
乾燥肌のクレンジングは「ジェルタイプ」
乾燥肌の方には「ジェルタイプ」のものがオススメ。なぜなら、ジェルタイプのクレンジングは保湿成分を含ませたものが多いので、洗うと同時にうるおい成分を補充することができるからです。
乾燥が気になる方にとって、保湿成分は不可欠です。クレンジングは洗い流してしまうものではありますが、保湿もしっかりと意識すると良いでしょう。
クレンジングは多めに使おう
メイクをしっかり落とそうとすると、どうしてもお肌への刺激が強くなってしまいます。 ところが、ジェルの滑らかで厚みに富んだ性質は、お肌の保護に最適です。気持ち多めに塗ることで「ダメージを抑えた、肌に優しいメイク落とし」ができますよ。
使う量に迷ったときは、「さくらんぼ大」を意識すると良いでしょう。少し多いかなと感じてしまうかもしれませんが、その分お肌をしっかりと保湿・保護できます。
洗顔もクレンジング同様にとても大切なポイントです。過去の記事で何度か触れた部分ではありますが、「洗浄力が強すぎず、肌への刺激を抑えたもの」を選ぶことをオススメします。
また、お肌を強く摩擦する「ゴシゴシ洗顔」や必要以上に洗顔する「長時間洗顔」もNGです。
上記を守り、正しい洗顔を行いましょう。
基本的にはお肌の乾燥が気になっている方の中には、ご自身に合わないスキンケア用品を使っている場合も少なくありません。乾燥肌はお肌に含まれる保湿成分が少なくなっている状態なので、セラミドやヒアルロン酸を重視した化粧品を選びましょう。
このようなお悩みに心当たりはありませんか?これらはいずれも、「お肌の乾燥が進んでいるサイン」です。
乾燥肌を放置するとダメージが大きくなり大変ですから、そうなる前に保湿成分を重視したクリームに交換し、大切な素肌にうるおい成分を補給してあげましょう。
保湿ケアに使いたい!保湿成分まとめ
ヒアルロン酸 | わずか1グラムで6リットルもの水分を抱え込むと言われる有名な保湿成分です。単価が安く多くの基礎化粧品に含まれています。 |
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人型セラミド | わたしたち人間の細胞に含まれる保湿成分と同じ働きを持つ成分です。高価な成分ですが、お肌の隅々【1】 まで保湿します。 |
ラノリン | 羊や馬などの動物から抽出した油分です。天然成分なのでうるおい成分を優しくチャージすることができますよ。 |
洗顔やスキンケアを頑張っているのに、どうしてもお肌が乾燥してしまうという方。以下のようなお悩みを感じたご経験はありませんか?
実はコレ、いずれも肌質の変化によるものかもしれません。
お肌は常に変化します
わたしたちの肌は一見同じように見えますが、「年齢を重ねる度に少しずつ変化」を続けています。とくに乾燥肌は深刻で、生まれ持っている保湿成分の減少に伴い、水分と油分が少なくなってしまう傾向にあるのです。
その上、肌質の変化は緩やかに進行するため気が付き難く、「鏡を見たときなどのふとしたきっかけで、強く意識してしまう」傾向にあります。いきなり気付かされる肌トラブルは、本当に嫌なものですよね。
化粧品の替え時です
このような肌質の変化による乾燥は、「化粧品の交換」が有効です。
最近の化粧品は肌へのダメージに配慮した製品が多いのですが、とくに乾燥肌が気になる方は「うるおい成分のチャージを重視した商品」を選択することをオススメします。
とくにフェイスクリームやローションなどの基礎化粧品は重要です。保湿成分は必ずチェックするように心がけましょう。
今回はお肌の乾燥が気になる方を対象に、保湿ケアのポイントをご紹介しました。いずれも基本的な部分ばかりですが、疎かにしてはお肌のダメージを招きます。
とくに「肌質の変化」はご自身では気が付き難い部分です。「あ!乾燥しているかも…」と感じたときが、スキンケア用品の見直し時かもしれません。
普段からお肌の状態を意識している方は、肌のハリやツヤが違います。いつまでも美しい素肌【2】でいるためにも、お肌のうるおい成分や保湿ケアには注意していきましょう。
【1】本稿に記載している「肌」は、
いずれも角質層までを指します。
【2】美しい素肌は年齢に則した素肌を指しています。
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