2017年 10月 16日
冬が近づくにつれて、お肌の乾燥が気になりますよね。とくに乾燥肌でお悩みの方の中には、冬が来るたびに憂鬱な気分になる人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな乾燥肌にとっても優しい、ファンデーションの成分をご紹介します。
乾燥肌の方にとって一番大切なことは、お肌のしっとり感を保つことです。そのためには「保湿成分」を欠かすことはできませんよね。最近は保湿ケアを重視したファンデーションも多いので、乾燥肌でお悩みの方は気になっているのではないでしょうか。
ここでは保湿成分の中でもとくに注目したい3つの成分を、順番にご紹介します。ファンデーションを選ぶ時の参考にして下さい♪
☆乾燥肌に優しい3つの保湿成分
わたしたちの肌の角質層には、皮膚から水分が失われないように油の膜を張って保湿する役割をもつ、セラミドと呼ばれる物質が含まれています。
ですが、このセラミドは年齢を重ねるごとに失われる傾向にあり、セラミドの不足は乾燥肌を招く原因の1つと考えられているんです。
ファンデーションの中には、乾燥肌が気になる方に向けて、セラミドを含んだものも売られています。セラミドは、もともとわたしたちの体に含まれている成分なので、安心して使えるところがメリット。
乾燥肌+敏感肌といったトラブル肌の方も、比較的安心して使う事 できますよ
ちなみに、セラミドは大きく分けて以下の3種類に分類されます。
このうち、わたしたちの肌に最も合うと考えられているのは、ヒト型セラミド。文字通りヒトの体に含まれているセラミドとほとんど同じ構造をしているので、お肌に自然と馴染むんです。
ヒト型セラミドを配合したファンデーションは、パウダーからリキッドまで様々なものが売られています。ただし、角質への浸透力を考えると、やはりリキッドやクリーム等の水分や油脂を含んだものが好ましいと言えるでしょう。
ヒアルロン酸は主に美容液やクリームの成分として使われる、有名な保湿成分です。恐らくこの記事を読んでいる方の中にも、ご存知の方が多いのではと思います。
化粧品に配合されているヒアルロン酸は、セラミドと同様に水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。ただし、ヒアルロン酸は分子が大きく肌の内側には浸透し難いので、あくまで表面に留まるところがポイントです
セラミドによって作られた保湿層の上から、ヒアルロン酸が更にバリア機能を働かせている様子をイメージすると、わかりやすいかなと思います。
ヒアルロン酸は保湿力たっぷりの成分なので、ヒアルロン酸を含んだファンデーションは、しっとりとした優しい手触りをしている点が特徴です。
そのため、以前のヒアルロン酸を含んだファンデーションは、リキッドタイプやクリームタイプのものが主流でした。
しかし、最近は特殊な製造工程を経た無水ヒアルロン酸も登場してきており、パウダータイプやミネラルファンデーションにおいても、ヒアルロン酸入りのファンデーションが登場しています。あまりファンデーションのタイプにこだわらず、成分表記に注意して選ぶのがポイントです。
☆ヒアルロン酸の特徴
プラセンタは、10数種類のアミノ酸やビタミン・ミネラル等を配合した、日本ではわりと最近知られるようになった成分です。原材料は動物の胎盤で、化粧品業界は主にブタの胎盤からプラセンタを抽出しています。
美白や美容で有名なプラセンタですが、実は肌の潤いや保湿へのアプローチも行うことがわかっています。特にプラセンタに配合されているアミノ酸は、角質の奥深くで肌の潤いを保ち続けているNMF(天然保湿成分)の主成分。
プラセンタを角質の奥へと送り届けることで、NMFの合成を促し、わたしたちの肌が持つ保湿能力を高めることが期待できるんです。美白や美肌に加えて、しっとり素肌まで目指せてしまうなんて、プラセンタってホントにすごいですよね。
プラセンタを配合したファンデーションはまだ総数が少なく、ヒアルロン酸やセラミドと比べて選択肢が少なめです。ただし、他の2つの成分と異なり、プラセンタは美容や美白・アンチエイジングにもアプローチできる万能成分。
お肌の乾燥対策と同時に、美しく透明感のある素肌を目指したい方には、とくにオススメできますよ。
今回は乾燥肌に優しいファンデーション選びの参考にと、保湿力を重視してご紹介しました。肌の保湿力は基本的に基礎化粧品で確保したいところですが、乾燥肌の方はそうもいきませんよね。
ただし、乾燥肌は化粧品を上手に選ぶことで、大抵の場合はカバーできるもの。諦めてしまう前に、ファンデーションの成分にも気を使い、しっとり素肌を目指してみませんか?
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